都内のシダレザクラというと、「六義園のシダレザクラ」が一番に思い浮かびます。
満開の時期には例年ライトアップもされ、大勢の人が訪れます。
内庭への入口が狭いこともあって、コロナ禍以前は押すな押すなで、ちょっと怖いほどの人混みでした。
(写真の下手さにへこんでいます・・・)
今年はどのように鑑賞できるのかわかりませんが、多くの人が楽しみにしていることでしょうね。
もちろん私もその一人♪
六義園のシダレザクラを推す理由の一つに、見るまでの期待感があります。
シダレザクラに行き着く直前に内庭大門があるので全景がよくわかりません。
そして、その大門をくぐると・・・
威風堂々たるシダレザクラがパッと目の前に現れます。
周りに他のサクラはなく、1本の美しい樹形のサクラで視界がピンク色に染まります。
六義園という大名庭園に対して、大木のシダレザクラが堂々たる姿でこたえています。
昼に行っても、夜に訪れても素直に感動できると思いますよ。
シダレザクラについて
エドヒガンの栽培品種で、枝がしだれる以外はエドヒガンと性質はほとんど変わりません。
ソメイヨシノより若干早く咲きます。
しだれる枝が優美です。
六義園について
六義園は五代将軍綱吉の側近、川越藩主柳沢吉保によって元禄元年(1695年)から7年の年月をかけて作られた「回遊式築山泉水庭園」です。
吉保はとても教養があり、自ら設計・指揮してこの大名庭園を造り上げています。
平坦なこの地に池を掘り、山を築いています。
池を巡りながら園路を歩くと、四季折々の花や草木を楽しめるようになっています。
三菱の創業者である岩崎家の所有を経て、昭和13年に東京市に寄付されました。
全国に36か所しかない国の特別名勝に指定されています。
住所:文京区本駒込6-16-3
例年の見ごろ
3月下旬ころ
ライトアップ
3月1日現在ではまだ情報がありません。
発表があり次第こちらにアップしますね。
今年はライトアップすることが決定しました!
3月23日(木)から3月29日(水) 18:30分~21時(最終入園は20時まで)
今年は入園に注意が必要です。
この期間中は特別鑑賞券が必要で、昼間の入園は17時で一度閉園するようです。
ということは、人数も抑えてあるのでじっくり見ることができそうですね。
これもアリかと思います(入園料はちょっと高いと思いますが・・・)
詳しくは東京都公園協会六義園のHPで!
六義園アクセス
JR山手線「駒込」下車 徒歩7分
東京メトロ南北線「駒込」下車 徒歩7分
※駐車場はありません
他都内でシダレザクラが見られる場所
小石川後楽園(文京区)
東郷寺(府中市)
梅岩寺(青梅市)
サクラだったら小さくても、1本でも、並木でもなんでも心躍りますが、
美しい樹形の巨木は圧倒され感動します。
六義園のシダレザクラはそんな1本です。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました🌸