先月のダリアに引き続きキク科の花の紹介です。
正直菊単体ではまだその魅力を十分理解できているは言えないんですけど。。。
ただ、菊花壇展は別!
初めて見た時に、これは芸術だ‼と思いました。
今日は歴史と伝統のある新宿御苑の菊花壇展についてご紹介します。
【菊花壇展について】
皇室の紋章はご存じの通り「菊」の花。
皇室ゆかりの新宿御苑は、毎年11月1日から15日まで「菊花壇展」を開催しています。
期間中は毎日休まず開園しています。
以前園芸担当の方にお話を伺ったことがあります。
わずか15日間だけの晴れの日。
バックヤードでは1年かけて技術を結晶し、丹精こめて作られているそうです。
その思いは格別。
この期間に最高のパフォーマンスが破棄されるよう、伝統の技術と新しい手法を駆使されているとのこと。
確かに数百輪の花を咲かせた懸崖造りや大作りを見ると作り手さんの努力と苦労が容易に相応できます。
新宿御苑の菊花壇展は回廊式の日本庭園に上家(うわや)と言われる建物をいくつか設け、それぞれのテーマを基に飾り付けられています。
日本庭園は広く、園路沿いに上屋が点在しています。歩いている先に次の上屋が目に入り・・・。
あまりここで語るよりは、ご自身の目でぜひ見てください。
菊のイメージが変わると思いますよ。
ぜひ順路通りに進んでくださいね。
一番美しく鑑賞できるようにデザインされています。
【新宿御苑について】
新宿の一等地に約60ヘクタール(東京ドーム約13個分)という広さの新宿御苑はまさに都心のオアシスですね。
新宿御苑は、信州高遠藩内藤氏の屋敷があったところに、明治39年(1906年)今のような形式の公園となりました。
戦前は皇室の専用庭園として使われ、戦後に一般公開されました。
特徴は日本庭園、整形式庭園、風景式庭園という3つの庭園があります。
それぞれ特色のある造りで、
・日本庭園は池の流れにそってモミジなどが配置された「池泉回遊式」。
池に映る春の桜や秋のモミジをゆったりと眺めることができます
・整形庭園(フランス式)はバラの花壇を中心に左右対称に成形され、160本のプラタナスの並木が象徴的です。
プラタナスの見ごろは例年11月末ごろからはじまります。
・風景式庭園(イギリス式)は広い芝生とのびのびとした景色が特徴の庭園です。
新宿門から入るとぱっと広がる景色が出迎えてくれます。
園内には温室もあり、11月には毎年洋ラン展が開かれています。
【新宿御苑へのアクセス】
※広い園内には3つの入口があります。
主な行き方
新宿門:JR・京王・小田急線「新宿駅」南口 徒歩10分
東京メトロ丸の内線「新宿御苑駅」出口1 徒歩5分
千駄ヶ谷門:JR総武線「千駄ヶ谷駅」 徒歩5分
駐車場:有(有料)
新宿御苑公式HPより
この時期新宿御苑はハナミズキから始まる紅葉リレーもスタートしています。
1粒で2度おいしい感じです💗
お弁当を持っていけば、1日過ごせますよ!
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました♪