Kitto.Motto....

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1月の花~ロウバイ(ソシンロウバイ)

三島スカイウォークのつり橋からみた冬の富士山

三島スカイウォークと富士山

あけましておめでとうございます🌅

今年もどうぞkitto.motto...をよろしくお願いします。

 

さて、2023年トップバッターは「今月の花」。

寒さ厳しいこの時期に他の花たちに先立って咲いてくれる花、

王道の「ロウバイ(ソシンロウバイ)」をご紹介します。

 

 

【ロウバイ(ソシンロウバイ)について】

12月下旬ころからロウバイの周りでは甘く柔らかい香りがほのかに広がっています。

冬の凛とした空気の中でも、春の息吹を感じさせてくれる花。

ロウバイは、黄色い可愛らしい花をたくさん咲かせます。

サクラやコブシのように、葉が出る前に枝に花がつくタイプ。

満開になると遠くからでも木がふわっと黄色くなっているのがわかります。

その花びらは半透明で本当に可憐。

うつむいて春を待つ姿が愛らしい。

 



名前の由来は、まるでろう細工のような光沢がある花びらからつけられたという説や、臘月(ろうげつ:旧暦12月)に咲くことから来たという説もありますよ。

 

ロウバイは中国原産で江戸時代初期に日本に入ってきました。

中国では、冬に雪の中でもさく4種の花、ウメ、ロウバイ、スイセン、サザンカを「雪中四友(せっちゅうしゆう)」と呼びます。

初春の画材として好まれるそうです。

 

ロウバイの魅力は可愛い花だけではありません。

その香りは甘く、香りの強度は6段階中の

「楽に感知できるにおい」で、強く心地よい香りで引き付けられます。

 

【ロウバイとソシンロウバイの違い】

左)ロウバイ   右)ソシンロウバイ  


写真の通り、花の色合いで区別できます。

ロウバイ:花の中心部が赤紫色

ソシンロウバイ:花被片(かひへん)※ まで同じ色ですよね。

ロウバイより一回りほど大きく、香りも強いです。

  ※花被片:花びらとガクをまとめて花被片と呼びます。

 

園芸の用語では花被片まで同じ色をしていることを「ソシン(素心)」と呼びます。

ソシンロウバイはロウバイの園芸品種。

日本の気候に合っているので、育てやすい樹木ですよ。

庭木に1本いかがですか?

 



【ロウバイが見られるオススメの場所】

ろうばいの郷:群馬県安中市松井田町上増田地区 🅿️有(無料)

3ha以上もある広い敷地に、1万2000本のロウバイが植えられています。

周囲も自然たっぷり、ゆったりとした気分でのんびり見ることができますよ。

今年は1月5日(木)から開園。

残念だけど、例年開催されているお祭りは今年はないそうです。

 

 

【他ロウバイ(ソシンロウバイ)が見られる都内の場所】

  • 府中郷土の森(府中市)
  • 新宿御苑(新宿区)

 

ロウバイの花言葉は「慈悲の心」「思いやり」

最近自分の中で薄くなってきてしまっている部分だと自覚しています。

「自分!自分!」になりがちな今。

心にゆとりをもって周りの人にやさしくなりたい。

今年の目標の一つです。

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました☆彡